KOKOROの扉

「ってゆうかそんなコトどうでもいいから」


はっと気が付いたように桃子が言った


「うちらが話しかければいいんじゃない?!」


私は、桃子の言葉に何も言えずポカーンと口をあけた。
そんな私を気にもとめず桃子が話しかけた


「あのさー…おばあが話あるってー(笑)」


「そうそう。ちょっと体育館裏まで来てもらおうかっておいッ」