私は、苦痛に耐えた。


一筋の涙が頬を伝う…

「なんで涙がでるんだろぅ」
私は、頭の中で考えて今の状況を忘れようとする


【ガチャ】

母がお風呂から上がった!

悪魔は急いで私の部屋から逃げた…


私は、涙を拭き読んでもない漫画を取出した


母は、異変に気づいた。

「なんかされたん?」

「別に何もされてない。」

平然をよそおう。

「なんかされたんぢゃろ?!言ってみんちゃい!」


「だからなんでもないって!!」
私の頬に涙が次から次へと流れ落ちた。

苦痛に耐えなくちゃ!!

私は、涙を流しつつも言い訳を考える。

「目にゴミが…」

我ながら苦しい嘘

「あいつにやられたん?」

さすがの私でも犯されかけたとは言えず殴られたと言った。