読み終わったあたしの目には、 ただ涙が流れ続けた。 止まらない涙と… 行き場のない切ない感情。 ボロボロになっているこの紙を見ていると、光輝の抱えてきた苦しみが伝わってくる。 多分光輝は… お父さんからのこの手紙を、 何度も何度も 何度も何度も…読み返してきたんだろう。 こんな手紙を… まだ十歳にもならないような子供だった光輝が読んだのかと思うと胸がキュッと痛くなった。