『でも…』 『バーカ、お前が心配することなんか何もねーよ』 光輝はそう言って、また力強くあたしを抱きしめた。 『でもさ光輝……ルイは?ルイとは今どうなってるの?実は今日さ…あたし二人が歩いてるところ見たんだ』 自分の気持ちに素直になって。 全部包み隠さずに話そうと思った。 好きだから… あたしは光輝と真剣に向き合わなきゃいけない。