そんな話を聞いていくうちに、あたしの中にいたルイという人間の存在は、話を聞く前のさっきまでのものよりも、もっともっと許せないものになっていった。
子供がいるんだよ?
自分が産んだ子供なんだよ?
なのに何で?
自分の欲のため?
自分が良ければそれでいいの?
あたしには理解できない。
そんなの絶対に…許されるものじゃない。
『つーかさ、ルイとは一体何があったんだよ?聞くぐらいしかできねーけどさ。吐き出すだけでもラクになれるじゃん?』
ホスト陽翔のそんな言葉に、あたしはゆっくりと口を開いていった。
『うん……うん』
頷きながらそう言って相槌をうってくれるそんな姿に、なんだかホッとするような気持ちを感じてしまう。
最近誰かに話を聞いてもらえただろうか。
真美とは毎日一緒にいるけど、やっぱり真美も仕事で疲れてたり、帰ってきても寝てしまってたり。



