あたしは怒りが溢れてきそうな心を必死で抑えながら、ルイの存在を頭の中から消していった。
『あー♪この待受誰ですかぁ?彼氏さんですか?』
『うわぁ超カッコイイですね!』
なんだかうるさい声が更衣室の中に響いていく。
きっと…
ルイの携帯を見ながら、取り巻き達がそう言っているんだ。
ルイの待受は光輝の写メらしいし…
彼女達は光輝を見て…はしゃいでるんだよね。
『でしょ♪超カッコイーんだぁ。ルイの大好きなダーリンなのっ♪』
弾むような黄色い声。
聞いてるだけで…
また頭が痛くなっていく。
ルイの声。
言葉。顔。
存在…
全てが腹立たしくて。
もう…
我慢の限界だった。



