でも…
場所を変えても同じだった。
『あ…杏奈!こっち!』
向こうから歩いてくる女の子二人組の片方が、光輝のお客さん?らしく、結局急いで姿を隠すようにあたし達はUターンして歩いたりして。
『ブラブラしててもなんだし…どっか入ろうか』
光輝はそんなことを言いながら仕方なくご飯を食べる場所を探し始めて。
ただ普通にデートがしたいだけなのに。
それもできなくて。
『もう帰ろう、つまんない』
言いたくない言葉が出てくる。
週に一回しかない休みの日。
それなのに…
こんな言葉言いたくないのに。
楽しく…過ごしたいのに…。



