「そ、今回俺はサポート役に徹するから。俺元、勇者。無駄足だったね、ザクロさん、それとも、まだやる気? ……今の俺を相手に?」 ためいきと同時に、エラルドは哀れむような微笑みを浮かべた。 「まだだ! おまえがサポートってんならとことん邪魔してやるからな!」