でも、だからこそ、コロシアムに女人禁制の掟がものを言う。 「おっと、ゆーしゃのオーブを置き去らず、と。じゃね」 「ちっくしょう、こんなちゃちい試合なんかで本気出してるんじゃないよ」 振り返ってエヴはガキ大将の目をした。下した者は自分のものだと思っている。 「はい! お・し・まい」