ライフ オア デスティニー




彼女はうーんと頭を傾げた。



「強いて言うならー……」



「俺の顔?」



「自分でゆーな! きゃはは……」



 彼女がどこか上っ面な仕草で構うのも、今日はきっと彼のせい。