腰を溜めずにテーブルの間をぬって、「彼女」の席を目指す伊達男。むさくるしい輩たちは彼の事は早々と忘れ、賭け事がなんとかと、夢中でしゃべっている。
それを尻目にオーブを手にした男が華やかな女性たちのテーブルを目指す。
エヴ、とおもむろに顔を近づけて肩を抱くと、同じテーブルに着いていた女性が小さく声を上げた。
その後をため息が次々と追いかけた。
「さすがパーティの主役。でも女受け良いのは俺みたいだね」
「あたしだってひと受けするの。猿じゃないのよ。ちなみに猿はあ・な・た」
それを尻目にオーブを手にした男が華やかな女性たちのテーブルを目指す。
エヴ、とおもむろに顔を近づけて肩を抱くと、同じテーブルに着いていた女性が小さく声を上げた。
その後をため息が次々と追いかけた。
「さすがパーティの主役。でも女受け良いのは俺みたいだね」
「あたしだってひと受けするの。猿じゃないのよ。ちなみに猿はあ・な・た」



