「ふしぎすぎね科学って………砂につづるとすてきな字い。うふふふ」
「ニコルちゃん、つづりはこうだよ」
「あ、グリフ」
実はサイレスが飛行機の全体の寸法を測らせてもらうとき、事細かな指示を受けていた。
結局半日で幾分もわからなかった。
それでも「えんじん」という動力に代わるものとして「翼」をモロに利用している事だけわかったら、サイレスは気が済んでしまった。
そして、彼は興味の先を改良へと向けた。
「なにしてんの、サイレス。きみいっつも突飛だからさあ、気になるんだよ」
「また、サイレスか。今度はなにやらかしてんの?」



