「くっだらない! ふん! あたしは勇者よ。たとえどれだけ愛されようと、誰かの物にはならないわ。男なんて束縛することしか考えてないのよ」 「もてようとしてるだろう……よしたほうがいい……エヴ、無理は無理。自分らしさでいこうよー。勝手にハードル高くしないで、お願い」 「なんですってえ?」 「エヴ、勇者はひとを愛さないのかい? むしろ逆だと思うんだけど」