エヴはこともなげに自分の第二の心臓を取り出し、ほいっとエラルドの掌に渡す。たいした信用のしかただ。後は任せた、というように腕組みをして中空を見つめている。 「仕方がないか……また大暴投されちゃ困るしな。エヤッ」 びゅう、と風を切り、敵に向かってゆく。オーブは本来の力を引き出された様子だ。 「こうやるんだよっと」 「あなたも投げてるし……」