「おまえが言うのか……勇者エヴァンジェリンよ!」 「地獄にまで届いているとはあたしも大したもんね。でも違う。その名前は敵をいぶり出すための名前……」 エヴは瞬きの間に全てを終わらせる準備をし終えた。 「だけどそれはあなたじゃない、わかって欲しいの。それは知らない他の誰かよ……ねえ、わかって。あたしだって、本当はここへ来るのが怖かった」