「おまえにはできない……ではないからだ」 口から泡を垂らしながら、とぎれとぎれに『それ』は唱えた。 「ぐおォォォ! 本当ォオオの天使でもないくせにッ! 痛みを知らない小娘がッ、恥を知れっ」 「それでも救ってみせる。あなたを! すぐにここから!」