「???」 「そっちがおれんこと、シカトすっから悪ィ」 「もしかして……聞こえて、る……の?」 「おう」 短い答えにエヴは二度、絶叫する。パラパラとグラスファイバー並のコクーンの欠片が振動で降ってきた。エヴの声はなまじ自分には聞こえてない分、どこにも遠慮のないボリュームとなった。 エヴは今度こそ間違いなく胸の水晶球に大量のオーラを送り、その場を徹底的に浄化した。これで声も音も通じる。うすぼんやりとだが、辺りの様子も大幅にひらけた。