私はコートを着て、 マフラーをして家を出た。 駅前で キョロキョロしている 陽介を見つけた。 夏休み以来、 陽介の私服を 見ていなかったので ちょっと意識してしまった。 「陽介!!」 「おぉー結菜」 「どこ連れてってくれるの?」