「分かんなくていいの!」 「気になるのに… まぁいっか! じゃあ、私も帰るね!」 「おう! 冬休み遊ぼうな!」 「そうだね! バイバイ」 私は少し早足で学校を出た。 今日はとても寒い。 「早く帰って コタツに潜りたいなぁ」 ふと、周りを見渡した。 幸せそうなカップルで 溢れていた。