『てか、休みやからって朝から遊びにこんでもいいやん』 真奈は思い出したように達也君に言った。 「1人で家におっても暇やし」 剛君が旅立ってから、達也君は1人で住んでいて、 彼女作れば? と言おうとしたけど、 優子との事があったので言えない。 他に言える事があるか考えてると 「今日は言い返さんのか?」 挑発する。 ーピーッ、ピーッ、ピーッ… タイミングよく洗濯機の音が鳴り、 『さぁ。洗濯、洗濯』 真奈はベランダへ逃げた。