家に着き、 袋の中を1つずつ確認して整理していると、 ガラクタが入った袋が1つ紛れ込んでいる。 中身を見て、 持ち主が誰かはっきりとわかった。 『達也君。これはなに?』 真奈は、テーブルの上に袋を置いて中身を出した。 「パーティに必要な物やん」 達也君は1つ1つ手に取り、説明をする。 真奈はため息をついてキッチンに戻り、 料理を始めた。 「手伝う」 ケントは真奈から包丁を取り、野菜を切るが危なっかしいので 『ケントはこれ焼いといて』 と言って交代した。