ケント達と遊んでから1ヶ月。


毎日がすごく平和だけど、
プリクラを見ると
あの悪夢のような日が甦る。


真奈は、
相変わらず毎日プレゼントを貰っていて
多い時は1日に6個も貰っていた。


香水の棚は置く場所がなくなり、
アクセを入れていたジュエリーケースは、
一杯で新しい物を買った。


クローゼットの鞄は、
同じ物が何個かあったので
余分な物は、優子にあげるか
売るかをしている。


そして、
ケントからの連絡は毎日続いていたけど、

不在着信の文字が、
携帯の画面に表示されていても
真奈がかけ直す事は一度もなかった。