一週間後、真奈は退院をした。
病院からの帰り道、
桜並木を見つけ
『もう負けへん』
と、桜の木に誓った。
家の前で優子に会い、
この頃から2人は遊ぶようになった。
ここまでがもう1人の真奈の出来事。
真奈は、閉じていた目を開き、日記を見た。
真奈が覚えてる事と、
日記の内容が違い、
頭の中は混乱していた。
日記は、
途中から逆さに書かれている。
まるで何かに逆らうように。
真奈は、
家を出て桜並木に向かった。
行きたい訳じゃない。
でも誰かに呼ばれているような気がした。
桜並木に着き、
見上げながら歩いた。
そして、
何かにぶつかり足を止めた。

