大切なもの…〜cherry tree〜

 


二日後。


目の前は、真っ白だった。


まわりを見渡すと誰もいなく、
シングルのベットの上に真奈が1人。


窓からは、
眩しい日差しが真奈を照らす。


ここは病院。


『…生き…とん?』


自分の両手を見ながら呟いた。


ーコンコン


入って来たのは、若い看護婦さん。


真奈が起きてる事に気付き、
慌てて部屋から出て行った。


数分後、
真奈は診察を受け、
いくつか質問をされた。


「何があったか覚えてますか?」


『…覚えてません』


本当は、
何もかも覚えている。