あの日から一週間。 真奈は、ケントからの電話に出なかった。 メールの返事もかえさず。 一緒に住む話をしてたのに あの日、 真奈は 『ちょっと1人になりたい』 と言って避けた。 ケントは、合鍵を持っているので いつでも家に来れる。 どうしても会いたくなかった 真奈は、鍵をかえた。 ここまでする必要は、 ないかもしれない。 でも、 今までの自分… 過去の自分と 向き合いたかった。 今はいない 本当の真奈の事を…