『ずっと気になっとったんやけど』 「何?」 『毎日喧嘩しとるの聞くん嫌じゃないん?』 「嫌やで。寝れん時とかあるし…」 真奈は、ケントの足の間に座って言った。 『うるさいんやったらここおったらいいのに』 サラッと言った真奈を見てケントは、 「まじで?」 『まじで。ここの家賃はケントが払っとんやし、もっと一緒におりたいし』 真奈は深く考えず、言った。 「んじゃ、今日荷物取りに行こっかな!」 『物置の部屋片付けるわ』 と言い、 真奈はあまり物を置いていない物置を片付けた。