陽介君じゃなかったら、普通に遊べるかも。


真奈は誰が来るかより、
何処で何をするかが気になっている。


『何時から?』


「8時から」



真奈は、
いつもより早い時間に用意を始め、
クローゼットの中から
今日着て行く服を選んで壁にかけた。


達也君と遊ぶ事で
喜びを感じたのは、今回が初めて。