大切なもの…〜cherry tree〜

 


『優子の荷物届けてくれん?』


真奈は、優子の荷物が入った段ボールを
テープで閉じながら言った。


「明日、帰る時持って行くわ」


ケントもテープで段ボールを閉じた。


真奈の荷物は段ボール5個分。



リビングに戻ってコーヒーを入れた。


『やっとこの家から出れる』


「新たな一歩やな」


明日朝早く起きて、
用意をするので
2人は寝る事にした。


真奈はケントのアゴヒゲを触りながら。


ケントは真奈の髪の毛を触りながら。