大切なもの…〜cherry tree〜

 


2人が乗った車は、
達也君達のいる場所へ向かった。


到着してケントが達也君に
電話をした。


電話を切り、
真奈はケントに言った。


『ケントの家行ってみたい!』

真奈の一言で、
真奈とケントは家へ行く事になった。


ーガチャ


家の中に入ると、
2人の賑やかな声が聞こえた。


ケントの部屋のドアを開くと、





…物凄く散らかり放題。



『ちょっとは片付けたら?』


「真奈が片付けてくれるんやろ?」


真奈はケントの目をじっと見て、


『ほんまに?』


と聞くと、ケントは


「ほんまに」


とニヤっと笑って言った。


真奈は袋を片手に、片付け始めた。