大切なもの…〜cherry tree〜

 


桜の木が見えた瞬間、
堪えてた涙は頬を流れた。


一度流れた涙は、止まる事を知らない。


真奈は、夢の中の小さな子供のように、
桜の木に手をついて泣いた。


何故夢に出て来たのが、
ケントじゃなく達也君だったのか…


ケントを裏切ったような思いで
いっぱいになる。


真奈は、
あなたに出会って、こんなに弱く
なってしまいました。


1人じゃ道に迷い、
立ち止まってしまう。


あの夢のように、真奈には光が見えない。


あなたがいなかったら、
こんなに弱いのに…