リビングに行き、 上着と鞄を持ち家を出た。 真奈は迷わず歩き出した。 夜空に浮かぶ星を 1つ1つ見ながら… その目には、涙がたまっていた。 星は涙でぼやけ、大きく見える。 真奈は涙がこぼれないように、星を見続け 少しずつ前に進む。 なにも考えずに、 涙を流さないように歩き続ける。 ケントと行った あの場所に… また悲しい思い出を、増やさない為に。 2人で決めた、沢山の約束。 守り続けたいから… 気付くと、 あの桜並木に着いていた。