頭にきたアタシは下着姿のまま部屋を飛び出し、龍を追いかける。





「ちょっオイ、美姫っ!」





センパイの声がしたような気はしたけど、頭に血が上ってそれどころではない。





「勝手に人の部屋入ってきてアバズレとは何よっ!!謝れ!!」





廊下に出たアタシは玄関付近で龍をとっ捕まえる。





「本当のこと言っただけだろ!てか服くらい着ろよっ!!」



「うっさいチビ!!」



「チビだとぉ?お前よりはデカいわっ!!」



「たった5センチでしょ?!」



「6センチだっ!!」