俺が綾乃と帰ろうとすると一人の女が俺に用事があるらしいので今、体育館裏にいる。

「ようってなんだよ。」

「えっと、私、斉藤くんと一緒のクラスの栗谷あやかっていうんですけど、
斉藤くんのこと好きになちゃって・・・私と付き合ってください。」

「無理」

「どうしてもダメですか??」

「ああ」

「ヒック。ヒック。」

たいぎ。なんでいちいち泣くんだよ。

「じゃあ、俺いくわ。」

といってげた箱にいこうと歩きだしたとき・・・”チュッ”

俺の唇に生温かいものが一瞬あたった。

まじ、最悪。 好きでないやつとしちまうなんて・・・。