1000000粒の涙




「……。え。」


返ってきたのは送信エラーのメール。
つまり、メアド変更されてるってことでしょ?
…あたしに教えてくれなかったってこと?


「あっ・・・あたしも送ってみる!」

「…うん。」


ショックでいっぱいだった。
ねえ、どうして?
どこにいるの?愛美――…



「…ダメだ。あたしのとこも同じ。」

「何で…」

「今日、愛美の家いってみない?何か分かるかもだし。」

「そうだね。」


放課後あたしたちは愛美の家にいくことにした。
今日は65分の授業がいつもよりすごく長く感じた。