「ねぇ?なんでそんなに
志望校聞きたいの?
はじめましてなのに...」


「え、あ、お前...はじめましてなの?」



最低野郎が初めて、動揺した。


「はじめましてだよ。
ってか、、、、人間違えで
キスしたとか許さないから。」



「え、だっておま「おーい、授業はじまるぞ?」」


あ、秋山が呼んでる。



「もう、とにかく
はじめましてだからっ!
後から来てね。
アタシ行くからっ!」

アタシが去った後に


「あいつ...覚えてないから
あんな態度なのか...」



りくとが寂しそうに
呟いたなんて知らなかったよ。