「はいはい、ワロスワロス」
「…え?」
「なんかさー、アレだよね。
自分から聞いといて何だけど、不幸自慢大会でも開催する気ですかと。
てかさ、
『私がお父さんを止める!』
みたいなこと言っちゃってるけども、じゃあ何か行動に移した?
援交した?何なら穴場教えてやろうか?」
「あ…う…」
「大体さ、それを私に言って何?自分頑張ってるんだねって言って欲しかった?それとも頑張れって励ましの言葉が良かった?」
「そんなんじゃ…」
「……」
「つかさ、部外者にここまで言われてんだよ?何も思わないの?普通怒って言い返すでしょ。あ、そんな勇気も無いとか?」
「ちが…」
「じゃあ尚更無理じゃん。私にすら何も言えないのに、いざという時パパに何か言えますか?それとも泣いてごまかす?」
「……」
「……とんだヘタレ野郎だね、君。
その分じゃああんたを育てた親達もたかがしれてるんじゃ…」
「いい加減にして!!!」

