「なんでまだラインひけてないんだよ。」 噂をすれば… いのこりさせられていた彰が戻ってきた。 なんとかばれないように右足を地面から浮かす。 左にかかる負担は半端じゃないけど右で支えるよりましな気がした。 「由那がこけたんだよ。」 あたしの代わりにライが答える。 彰があたしの足を見る。 「ライ、ラインひいとけ。」 「え?」 「頼んだぞ。」