新学期になってあたしたちは前と変わらない生活を送っていた。 違うのは朝から元樹がずっと机で突伏していたことだけ。 ときおり顔を上げてはクラスメイトからの 「のん、早く来るといいね。」 という言葉に顔をゆがめていた。