急に寂しくなった。 いつしか、ひとりぼっちになっちゃうんじゃないか? って。 そう、木村君にも振られたし… このバイト先にもなじめないし… いつの間にか、私の手よりも彼の手の方が動いてた。 セロテープを片手に、ミリ単位で私に確認しながらつなぎ合わせられていく。 彼は器用だ。 彼がとてつもなく、いい人に見えてきた。 こんなに優しい人…なかなかいない☆