「ごめんな。



ずっと、あの子の相談に乗ってて……



あん時、何かワケわかんなくなって…


夏季の気持ちも…



試すみたいなことして…ほんとごめん…」



「確かに私、連絡もマメじゃなかったし…



でも良かった!



また、こうやって隣にいられて」



 こんなに、こんなに幸せなことだって、あのままいたら気づかなかったかも。



こんなに、木村君が大事な人だった。ってことも。



サヨナラしても、追いかけたいくらいの好きだったってことも。



 クラスの子には、次々と彼氏がコロコロ変わる子もいる。



モテるのはうらやましい。



だけど、こんなに好きになれる人に出会えた私は幸せ者なのかも☆