★ブルーの彼方★

まぶたから、涙がこぼれ落ちそう。



涙がこぼれ落ちないように、必死に夜空を見上げた。



 私は慌てて、彼に背を向け走りだそうとした。


やっぱ…



やっぱ、来なければよかったんだ!!



なに期待してたんだろう…



待ち伏せなんか、するんじゃなかった!!



背を向けた途端、涙は頬を伝う。。。



「ありがとう!!



待っててくれて!」



 おっきな声が、背中から聞こえた。



「えっ?」



 私は振り返った。