★ブルーの彼方★






 ようやく、少しぎこちなく震えた声からして、緊張してるのが伝わってくる。



すでに額にうっすらと、汗をかいてる。





「えっと、最初の曲は小さな光★です」



 大きく深呼吸すると、木村君は演奏を始めた。



演奏を始めると、不思議と彼の背筋がピッと伸びた!



毎日欠かさず、ギターの練習をしてきたのだから、自信があるのかも☆