★ブルーの彼方★

「もしかして、木村の知り合い?」



 背後からさっき、ライブハウスの入り口にいた、モヒカン頭の男の子が現れた。



 私は、大きく頷いた。


「ちょっといいか?」



 それだけ言うと、スタスタと彼は歩き出してしまった。



こんなに暑いのに、革素材の服を着て、ウエスタンブーツを履いている。


季節感が間違っているように思える。



耳が千切れそうなイカツイピアスが幾つもぶら下がってるし。