★ブルーの彼方★

「はぁ?



何言ってんの?



オレが歌なんか歌えるはずねーから!!



笑われて終わるだけだ!」


 そう言い、木村君は走り出してしまった。



「私待ってるから!!



木村君だったら、一人で歌っても絶対大丈夫だよ!!」



 私は木村君の背中に向かって、叫ぶように言った。



言ってから、後悔した。



一人で歌うなんて、やっぱり勇気がいる…



無神経で、無責任なことを言っちゃったのかも…



だから、振られるんだよな、きっと。