幼なじみに恋をして





「え〜じゃあ藍ちゃんでしょ」


「藍ちゃんがいい!」





やっぱり藍が推薦された。

そりゃそうだよ。


あんなに可愛くて
みんなに信頼されてる藍なら。



きっと午前はきまった!




なんてあたしが思ってると・・・




「え〜、あたし午後が萌になったらいいよ」










・・・・・・。




は?





みんなから沈黙の空気が流れる。



メイドの服を見せにいった時以上の空気が流れる。










「も、萌ちゃんはやりたいの!?」



えっえっと・・・。



あたしが迷ってると藍が



「萌がいやっていってもあたしが午前のリーダー務める限り絶対だから」





怖い笑みを浮かべながらあたしにもう一度だけ聞く。





「萌、やってくれるよね?」