「じゃあね、希美。」

「うん、じゃあね、百合。」

大学が終わって百合とバイバイ。

そして、バイトに向かう。

社長のとこにも行かなきゃだけど…

「だけど、びっくりしたなぁ。

まさか同じ大学で学部も一緒だったなんて…」

「知らねぇの希美だけだから。」

「っへ?」

振り返ると…

「しゃ、社長!!どうしっふが。」

いきなり手で私の口をおさえる。

「アホッ!!でっけぇ声で社長言うな。」