その日、わたしは決心した。 “ 戸唖を取り戻す ” わたしが愛して、 わたしを愛している、 世界一のわたしの王子様。 白馬で迎えにきたかと思えば、馬から落ちるような ヘタレで真っ直ぐに前しか見ない王子様。 大好きなんです。 戸唖という、わたしの王子様が。