***************** 「うん。じゃあ、ありがとう…」 誰もいないのに、電話の向こうに微笑んで、電話を切る 『体には気をつけてな。なんかあったらすぐに連絡して…』 戸唖は心配そうに、そればかり言う だから、ちょっと笑いを吹きながら話を聞いていた なんか戸唖…お兄ちゃんみたい… 実際にそうだけど…