「あの、赤城さんからは、妖魔としての魔力を感じます」
「おや、マリアさんは妖魔ですか」
廃墟には妖魔が存在する事はしっていましたが、すぐに出会うとは思ってもみませんでしたね。
「ええ、話を戻しますが、私は親に売られました」
「おやおや、マリアさんも大変ですねえ」
「何の不満があったかは知りませんが親と共に里から抜け出して人間の日常の中に溶け込んで生きてきました。しかし、上手く生活する事が出来ず、勝手に抜け出したせいで生まれ故郷に帰る事も出来ず、借金を背負い逃げるように廃墟へと駆け込んだのです。しかし、廃墟での生活も苦しいだけで、更にどん底に落ちるような生活が待っていました。その時です、ここでは多聞といわれる人物に交渉の道具として持ち出されたのです」
「おや、マリアさんも多聞さんに勧誘されたんですか?」
「ええ、その後は廃墟から連れ出され、研究と称した実験で頭の中を弄られました。これからは、人間と契約する事が出来ると。そして、二度と元の姿に戻る事が出来ないと、そう言ってました」
「新たな世界に飛び込んだんですねえ。しかし、マリアさんは何故廃墟に戻ってきたんですかね?」
私としては、外の生活で第二の楽しみを見つけるべきかと思っていたのですがね。
「どんな理由であれ、私は途中で抜け出せたからいいのです。生まれ故郷に帰ろうかとも思いました。ですが、永遠に囚われている子供がいるとなれば放っておく事は出来ません。迷える子羊を救う事が、神に仕える身である私がする事だと思います」
「マリアさんは神を信じるんですか」
神という単語はどうも胡散臭くて信じがたいですね。
「帰ってくる途中、私に聖書を配布してくれた人がいました。そこで、神の素晴らしさを知りました」
「現実に神は何もしてくれませんよ。マリアさん自身も神ではなく、存在する妖魔です。あなた自身が行動しているからこそ、子供達は飢えずに済んでいるのですからね」
「おや、マリアさんは妖魔ですか」
廃墟には妖魔が存在する事はしっていましたが、すぐに出会うとは思ってもみませんでしたね。
「ええ、話を戻しますが、私は親に売られました」
「おやおや、マリアさんも大変ですねえ」
「何の不満があったかは知りませんが親と共に里から抜け出して人間の日常の中に溶け込んで生きてきました。しかし、上手く生活する事が出来ず、勝手に抜け出したせいで生まれ故郷に帰る事も出来ず、借金を背負い逃げるように廃墟へと駆け込んだのです。しかし、廃墟での生活も苦しいだけで、更にどん底に落ちるような生活が待っていました。その時です、ここでは多聞といわれる人物に交渉の道具として持ち出されたのです」
「おや、マリアさんも多聞さんに勧誘されたんですか?」
「ええ、その後は廃墟から連れ出され、研究と称した実験で頭の中を弄られました。これからは、人間と契約する事が出来ると。そして、二度と元の姿に戻る事が出来ないと、そう言ってました」
「新たな世界に飛び込んだんですねえ。しかし、マリアさんは何故廃墟に戻ってきたんですかね?」
私としては、外の生活で第二の楽しみを見つけるべきかと思っていたのですがね。
「どんな理由であれ、私は途中で抜け出せたからいいのです。生まれ故郷に帰ろうかとも思いました。ですが、永遠に囚われている子供がいるとなれば放っておく事は出来ません。迷える子羊を救う事が、神に仕える身である私がする事だと思います」
「マリアさんは神を信じるんですか」
神という単語はどうも胡散臭くて信じがたいですね。
「帰ってくる途中、私に聖書を配布してくれた人がいました。そこで、神の素晴らしさを知りました」
「現実に神は何もしてくれませんよ。マリアさん自身も神ではなく、存在する妖魔です。あなた自身が行動しているからこそ、子供達は飢えずに済んでいるのですからね」

