「見てみぬフリをしていたかもしれないな」
「そうね。でも、あなたの仲間がそこにいた」
「好きだった女が嫌な事されて、喜ぶ馬鹿じゃない」
美咲が、酷い目にあってきた。
「そうね、以前、あなたは笹原美咲さんの事を愛していた」
「何故、湊さん達が記憶があるかなんてどうでもいいんだ。俺は、あんた達を、どうにかしちまいそうなんだよ」
今にも、飛び掛りそうだ。
「じゃあ、私を殺す?」
「やれるのならやりたいさ。でも」
「でも?」
「それも、正しいとは思えない」
「でも、私は法律を作り出すわ」
何が正しいのか。
湊さんは全てを破壊した。
幾つもの命を奪い、陵辱を命令した。
それは、支配するためではない。
世界を変えるためだ。
それを正当化してはいけないが、俺には成す事の出来ないであろう選択だ。
「葉桜君、妖魔達の怒りは抑えきれないだろう。彼女が死ななければどれだけの被害が出る?」
「湊さんが死ねば、怒りが収まるのか?受けた痛みが消えるのか?やった事でどうなる?あんた達は再び里の中に篭って、自分達の世界の中で生きるつもりか?」
怒りも、傷も、消えない。
それは、誰しもがわかっていることなんだ。
「世界に根付いた妖魔への認識、それはすでに薄まっている。それはチャンスだと受け取るべきなんだ。捕獲されて、苦しい思いをしただろう、辛い思いをしただろう。でも、あんた達、里の上層部のやるべき事は煽る事じゃない。いかにして、外の世界に妖魔達を導くかだよ。そして、湊さん。あんたの法律も下げてくれ。妖魔と人間が一緒だというのなら、尚更な」
「そうね。でも、あなたの仲間がそこにいた」
「好きだった女が嫌な事されて、喜ぶ馬鹿じゃない」
美咲が、酷い目にあってきた。
「そうね、以前、あなたは笹原美咲さんの事を愛していた」
「何故、湊さん達が記憶があるかなんてどうでもいいんだ。俺は、あんた達を、どうにかしちまいそうなんだよ」
今にも、飛び掛りそうだ。
「じゃあ、私を殺す?」
「やれるのならやりたいさ。でも」
「でも?」
「それも、正しいとは思えない」
「でも、私は法律を作り出すわ」
何が正しいのか。
湊さんは全てを破壊した。
幾つもの命を奪い、陵辱を命令した。
それは、支配するためではない。
世界を変えるためだ。
それを正当化してはいけないが、俺には成す事の出来ないであろう選択だ。
「葉桜君、妖魔達の怒りは抑えきれないだろう。彼女が死ななければどれだけの被害が出る?」
「湊さんが死ねば、怒りが収まるのか?受けた痛みが消えるのか?やった事でどうなる?あんた達は再び里の中に篭って、自分達の世界の中で生きるつもりか?」
怒りも、傷も、消えない。
それは、誰しもがわかっていることなんだ。
「世界に根付いた妖魔への認識、それはすでに薄まっている。それはチャンスだと受け取るべきなんだ。捕獲されて、苦しい思いをしただろう、辛い思いをしただろう。でも、あんた達、里の上層部のやるべき事は煽る事じゃない。いかにして、外の世界に妖魔達を導くかだよ。そして、湊さん。あんたの法律も下げてくれ。妖魔と人間が一緒だというのなら、尚更な」

